「もう無理かも。」
朝、目が覚めた瞬間にそう思う。
まだ布団の中。
まだ制服も着てない。
なんなら職場の人の顔すら見てない。
なのに、もう疲れてる。
……早い。疲れるのが早すぎる。
仕事そのものが嫌いなわけじゃないんですよね。
作業はできる。
忙しいのも、まあ多少なら耐えられる。
でも、人がしんどい。
「あの人今日いるかな」
「また何か言われるかな」
「今日も悪口大会始まるんかな」
気がつけば、出勤前から頭の中では職場が営業開始しています。
こっちはまだ家です。
せめてタイムカード押してから始めてほしい。
でも、人間関係に疲れているとこうなるんですよね。
そして一番厄介なのが、職場を出ても終わらないこと。
家に帰って、ご飯食べて。
お風呂入って。
布団に入って。
さあ寝ようと思った瞬間。
「あの言い方、なんやったんやろ……」
突然始まる、職場の再放送。
いらんいらん。
見逃し配信まで頼んでない。
職場の人間関係って、本当に疲れます。
この記事を読んでいるあなたも、
「辞めたい。でも、本当に辞めていいのかな」
そんなところまで来ているのかもしれません。
今日は、そんなときに一度考えてみてほしいことを書きます。
無理に「辞めましょう」とは言いません。
逆に「もっと頑張りましょう」とも言いません。
だって、その職場に毎日行っているのは私じゃなくて、あなたですから。
最後に決めるのは、自分でいいんです。
仕事より「人」に疲れていませんか?
仕事って、そもそも疲れるものです。
忙しい日もある。
ミスする日もある。
「今日はもう帰って寝たいわ」と思う日もあります。
でも、人間関係の疲れって、ちょっと種類が違うんですよね。
仕事なら、終わったらある程度区切りがつきます。
でも人間関係って、
「明日もあの人おるんか」までセットでついてくる。
しかも無料。
サブスク登録した覚えもないのに毎月更新。
悪口。
噂話。
無視。
マウント。
人のミス探し。
機嫌の悪さを周囲にまき散らす人。
こういうのが毎日続くと、仕事そのものよりも、
「今日もあの人と関わらなあかん」
のほうがしんどくなってきます。
そして家に帰ってからまで考え始める。
体は自宅。
頭は職場。
心だけ残業。
しかも残業代ゼロ。
これはなかなか割に合いません。
「人間関係くらいで辞めるなんて」と思ってしまう
人間関係で仕事を辞めたくなると、
「こんなことで辞めていいのかな」って思いませんか?
たぶん真面目な人ほど考えると思います。
「どこの職場にも嫌な人くらいいる」
「私が気にしすぎなのかな」
「もう少し我慢したほうがいいかな」
確かに、どこに行っても多少クセのある人はいます。
話が長い人。
やたら仕切る人。
声がでかい人。
こっちが忙しいのに昨日見たドラマの話を最終回まで説明してくる人。
色んな人がいます。
でも、
「嫌な人がいる」ことと、「その人のせいで毎日消耗している」ことは別です。
ここは分けて考えていいと思います。
ちょっと苦手。
それくらいなら、まあ何とかなる。
でも、仕事に行くのが怖い。
休日まで気分が落ちる。
いつもその人のことを考えている。
そんな状態なら、
「たかが人間関係」ではないんですよね。
だって、毎日の話ですから。
一時的にしんどいだけなのか、もうずっとしんどいのか
ここは一度考えてみてほしいです。
今しんどいのは、ここ数日だけなのか。
それとも、何カ月も続いているのか。
人間関係って、ちょっとした揉め事なら時間が解決することもあります。
「先週は最悪やったけど、今週は普通」
なら、まだ様子を見てもいいかもしれません。
でも、「あれ……そういえば半年くらいずっとこの人のこと考えてるな」
となると、ちょっと話が変わります。
半年も毎日頭に浮かんでくるって、
もう恋人より登場回数多いやん。
好きでもないのに。
最悪です。
長い期間ずっと同じことで苦しんでいるなら、
「もう少し我慢すれば」
だけで片づけなくていいと思います。
嫌なのは仕事?それとも、その職場?
これも意外と大事です。
「仕事辞めたい」
と思っていても、よく考えたら、
仕事内容は嫌いじゃない。
作業も嫌いじゃない。
むしろ仕事自体は好き。
嫌なのは、職場の人間関係だけ。
それなら、「この仕事向いてないのかな」
まで自分を否定しなくていいんですよね。
職種は同じでも、職場が変われば雰囲気なんて全然違います。
同じ仕事。
同じような給料。
でも片方は毎日ギスギス。
もう片方は、「おつかれさまー」
「今日忙しかったなー」で終わる。
この差、大きいです。
仕事内容より、職場の人間関係のほうが人生を左右することもあります。
毎日顔を合わせますからね。
「あと一年ここで働く」と考えてみる
私はこういうとき、ちょっと先のことを考えるのもありだと思っています。
今の職場。
今のメンバー。
今の人間関係。
何も変わらないまま、あと一年。
どうですか?
「まあ、なんとかいけそう」
と思うなら、まだ改善できる余地があるのかもしれません。
でも、「無理無理無理無理」
って0.3秒くらいで答えが出たなら、
その気持ちは、ちょっと大事にしていいと思います。
未来を想像しただけで疲れる職場って、なかなかです。
まだ一年働いてないのに、想像だけで疲労発生。
燃費が悪すぎます。
いきなり辞めなくてもいい。でも「ここしかない」と思わなくていい
「辞めたい」と思っても、明日すぐ退職届を出さなくてもいいです。
できることがあるなら、先に試してもいい。
上司に相談する。
シフトを変えてもらう。
部署を変えてもらう。
苦手な人と距離を取る。
少し休む。
転職先を見てみる。
それで状況が変わるなら、それに越したことはありません。
でも私は、「ここしか働く場所がない」
と思い込まないことが、すごく大事だと思っています。
人って、逃げ道がなくなると一気に苦しくなるんですよね。
「もうここで耐えるしかない」
と思うと、嫌な人の一言がものすごく重くなる。
でも、「最悪、辞めてもいいか」
と思えるだけで、少し違う。
映画館でも、非常口があるだけで安心するじゃないですか。
別に使わなくてもいい。
でも、出口があると知っている。
それだけでも違います。
相談しても変わらない職場もある
もちろん、会社に相談すれば改善する場合もあります。
ちゃんとした上司なら、
「分かりました。少し担当を変えてみましょう」とか、
「シフト調整します」とか、何か考えてくれます。
でも残念ながら、
何を言っても、
「まあまあ」
「大人なんだから」
「うまくやってよ」
で終わる職場もあります。
いや、うまくやれないから相談してるんです。
しかも、「みんな仲良くね」と言われると、
こっちは小学生の遠足に来てるんちゃうぞ、と思います。
仲良しになりたいわけじゃない。
普通に働きたいだけ。
仕事をしたいだけなんです。
相談しても何も変わらない。
何度言っても放置される。
そんな場合は、「私の努力が足りないのかな」
と全部自分の責任にしなくていいと思います。
組織側に問題があることだって、普通にあります。
それでもしんどいなら、「辞める」も普通の選択肢
いろいろ試した。
距離も取った。
相談もした。
我慢もした。
それでも変わらない。
だったら、「もう少し頑張らないと」だけじゃなくて、
「ここを離れる」という選択肢も考えていいと思います。
退職って、ものすごいことに感じるんですよね。
でも実際は、人生を辞めるわけじゃない。
仕事を辞めるだけ。
職場を一個変えるだけです。
もちろん、生活もありますから、勢いだけで辞める必要はありません。
次の仕事を探してからでもいい。
お金の準備をしてからでもいい。
でも、「私は絶対ここにいなきゃいけない」と思わなくていい。
会社って、こちらが辞めても意外と普通に回ります。
ちょっと寂しいくらい普通に回ります。
「私が辞めたら大変やろな」と思っていても、
翌月には新人さん入ってたりします。
会社、強い。
だから自分の人生まで会社に捧げなくていいと思うんです。
「辞めたい。でも言えない」という人もいる
辞めると決めても、次に出てくる壁。
これです。
退職を言い出せない。
分かります。
上司を呼んで、
「あの……ちょっとお話が……」
もうこの時点で心拍数上がる。
「辞めたいです」と言ったら、
「なんで?」
「何が嫌なの?」
「もう少し頑張れない?」
「今人が足りないから困る」
いろいろ言われそう。
考えただけで面倒になって、
「今日はやめとこ」
そして次の日。
「今日もやめとこ」
退職の意志だけ、冷蔵庫の奥でずっと熟成。
気づいたら賞味期限どこ行った状態。
自分で伝えられるなら、自分で伝えればいいと思います。
でも、
もう会社と話したくない。
上司の顔を見るだけでしんどい。
退職を伝える気力すら残っていない。
そこまで来ている人には、退職代行という方法もあります。
「みんな使いましょう!」という話ではありません。
そんな通販番組みたいなことを言うつもりもないです。
ただ、自分で辞めるしか方法がないわけではない。
それを知っているだけでもいいと思います。
「もう職場と直接やり取りするだけでしんどい」
という人は、どんなサービスなのか、一度内容だけ見てみてもいいかもしれません。

転職先を見るだけでも、景色はちょっと変わる
まだ辞めると決めていなくても、求人を見ることはできます。
これ、私は結構おすすめです。
「同じ仕事でもこんな会社あるんや」
「今より通勤近いやん」
「給料こっちのほうがいいやん」
って分かるだけでも、
今の職場への執着が少し減ります。
辞める、辞めない。
今すぐ答えを出さなくてもいい。
ただ、自分には他にも選択肢があると知っておく。
それだけでも気持ちはかなり違います。
今いる会社だけ見ていると、そこが世界の全部みたいに思えてしまいます。
でも一歩外を見ると、
会社なんて山ほどあります。
今の職場は人生のラスボスじゃないです。
ただの1ステージです。
しかも途中で「このステージ、つまらんな」と思ったら、別のステージに移ったっていい。
最後に。自分の時間まで嫌な人に渡さなくていい
職場の人間関係がしんどいと、
いつの間にか、
「私が我慢すればいい」になってしまいます。
でも、我慢って無限じゃないです。
スマホの電池と一緒。
朝100%でも、
嫌な人の一言。
悪口。
嫌味。
無視。
噂話。
はい、75%。
また嫌味。
48%。
昼前。
18%。
まだ昼休み来てません。
低電力モード突入。
こんなのが毎日続いたら、そりゃ疲れます。
だから、改善できるなら改善する。
距離を取れるなら取る。
無理なら転職を考える。
もう自分で退職を言うのもしんどいなら、別の方法を使う。
どれを選ぶかは、自分で決めていいんです。
ひとつだけ言いたいのは、
今いる職場だけが、あなたの世界の全部ではない
ということ。
そしてもう一つ。
家に帰ってからまで、嫌な人のことを考えなくていい。
あなたの貴重な時間です。
その人、
あなたの家の家賃、一円も払っていません。
そろそろ脳内から退去してもらいましょう。
あなたの未来が平穏で希望溢れる日々であることを願っています。

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