どこの職場にもいる、強い影響力を持つ【ベテラン先輩】っていますよね。
職場のルールも、空気感もこの先輩のサジ加減で決まります。
周囲も機嫌を損ねないようにビクビクして、張りつめた空気になってしまう日もあるかもしれません。
スーパーの精肉部門は、時間との戦いで、刃物を使うから常に危険と隣り合わせなハードな現場なんです。
自分の仕事が手一杯なのに、急な頼みごとをされると、心も体も削られてしまいますよね。
私も、ベテラン先輩との関係に悩み、心と体のバランスを崩した時期がありました。
今回の記事では、同じように職場のベテラン先輩の言葉や機嫌に振り回され、自分自身を見失ってしまいそうなときに役立つ、私が実践して効果抜群だった「最強のメンタル防衛術」を伝授します。
精肉加工業務の全集中を遮るベテラン先輩からの雑務
精肉の加工業務は想像以上にシビアな世界で、生肉を扱うため徹底した衛生管理、鋭利なスライサーや包丁を取り扱うため、一瞬の油断も許されない安全第一を求められる現場なのです。
全神経を手元に集中させて、愛をこめてお肉を切っているまさにその瞬間!
背後からベテラン先輩の足音が近づいてきます・・・。
ここから、終わりの見えない雑用のリクエストが開幕します。
「ゴミ捨てといて」「これ洗ってバックヤードに戻しといて」「あと検品と値札もね」
相手の状況やキャパシティを考慮せず、次々と飛んでくる指示の嵐。
「今いい?」と配慮があれば少しは救われるのですが、そんなかけらもありません。
「飴ちゃんぐらいくれれば少しは気持ちもおさまるのにな・・・」って思っちゃいますよね(笑)
相手の状況を考えずに、一方的に仕事を振ってくる先輩がいると、自分の業務が進まなくて疲弊してしまいますよね。
現場のリアル!一度の手のストップが「無駄なコンボ」を生む
加工業務の経験者なら、きっと「分かるー」と共感してもらえると思いますが。
一度作業の手を止めるのって、めちゃくちゃ大きな時間のロスなんです。
1.はめている衛生手袋を外す
2.頼まれた用事を済ませる
3.また手を洗って消毒する
4.新しい手袋をはめる
手を洗ったあとの「ゴム手袋がすんなり入らず・・・」水分や湿気のせいで手が引っかかり、ここで手袋との格闘技が始まります。
これって、現場からすると、なんとも言えない時間のロスとストレスでしかない「無駄なコンボ」なんですよね。
社員は全員フリーズ。なぜベテラン先輩の暴走を止められないのか?
ここで、私の職場での日常と、そこに登場する脇役たちをご紹介します。
1.機嫌を損ねると発動する氷点下フリーズ
ベテラン先輩に少しでも「今、手が離せません・・・!」なんて反論しようものなら、職場の温度は氷点下まで急降下します。
あからさまに不機嫌になり、備品をガッシャンガッシャンと激しく叩きつけ周囲を威圧し業務連絡すら無視され、大人のイヤイヤ期が発動します。
2.置物となった社員たち
本来、この暴走を止めるチーフや正社員たちがどうしているかというと….
見事なまでに全員硬直しています。
それはもう直立不動の自衛隊員のよう。
ベテラン先輩の逆鱗に触れ、自分が被害に遭うくらいなら「静観しておこう・・・」と言わんばかりの気配の消し方です。
理不尽に感情を爆発させるベテラン先輩と、直視できず石化してしまった社員たち。
冷静に見ていると、なんとも「シュール系のコント」にしか見えません(笑)
限界突破の末に行き着いた私のマインドの救い
以前までの私は、この環境に頭を抱え体調を崩し、自分の仕事が滞るストレスと言い返せない悔しさで毎日胃を痛めていました。
(常に作業着に入れていた胃薬が洗濯機の底でクシャクシャになってよく沈んでいました・・・笑)
でもある日を境に、私の中でスイッチが切り替わったんです。
大人であるはずの人が、「イヤイヤ期発動する生き物なんだ」「お金を貰いながらこの変な人たちのコントを見てるんだと思えばコスパよすぎじゃない?」と思えるようになって。
そこから、職場の人たちへの見え方が一変しました。
- ベテラン先輩が「これやって!」と大きな肉の塊を持ってきたら「ギャートルズみたいだなー。石器時代かよ!」と心の中でツッコんでみたり。
(昭和世代にしか伝わらないネタです(笑) - 社員が相変わらず気配を消して置物になっていたら「お地蔵さん?それともマネキン?どっちがマシかなー」とか思ってみたり(笑)
まとめ:職場のベテラン先輩に悩むあなたへ
相手の状況やキャパを無視して、仕事を丸投げしてくるベテラン先輩が反省をして変わることは200%ありません。
私たちがとるべき道は「正面から相手にしない」これだけです。
・・・なんて言われても、「分かってるけどそれができたら苦労せんわ!聞き飽きたっちゅうねん!」って思っちゃいますよね(笑)。
それができたら、洗濯機の底でくしゃくしゃになった胃薬を見つけることもありません。
そこで、私が体得した自衛策を3つにまとめました。
・先輩の不機嫌は「イヤイヤ期(コント)と割り切る
・固まってる社員は「お地蔵さんかマネキン」だと思って心の中でツッコむ
・職場でお金を貰いながらコントを観劇していると思う
同じような環境で悩んで苦しんでいるあなた。
先輩たちの行動、言動で「自分が悪いのかな・・・」なんて思ったり自分を責めないでください。
明日から、あなたの職場は「コント劇場」です。
入場料は無料です。見るだけでお給料が発生する素晴らしい劇場ですよね。
理不尽な指示が飛んできたら、心の中でツッコみを入れてください。心の中で何を思おうが、自由ですからね。
私も、心の中でツッコみ続けていたら、ネガティブだった思考も常にポジティブに変換できる癖ができるようになったんです。
楽しいと思えば本当に楽しいことだけが起こります。(これ本当です!)
周りには、私の元々のネガティブマインドを上回る強者がたくさんいて、「ネガティブってこんなに人のエネルギーを奪うんだ」って痛感したんです。
少しずつでいいから、ネガティブに思ったことをポジティブに置き換えてみてください。
思考がポジティブになると、ネガティブな思考言動が自分の中から幽体離脱していきます。
幽体離脱コントする芸人いましたね。「ゆーたーいりだつーーー」って芸なんですが・・・(笑)。
話が逸れましたが、今日もコントに付き合ってあげた優しい自分を褒めてあげてくださいね。
笑いで受け流しポジティブなマインドでいても、それでもどうしても耐えられなくなったら「いつでもこのコント劇場を閉館する(転職・異動)」という切符を胸に忍ばせて、気楽に舞台を眺めてくださいね。
自分のマインドを変えるだけでは耐えれなくなったり、業務の範囲を超えていると感じた場合は、我慢し続ける必要はありません。
厚生労働省が運営する厚生労働省「あかるい職場応援団」のサイトでは、相談窓口や対策がまとめられています。
本当につらい時は、こうした公的な窓口を頼ることも自衛策です。
それでは、明日からも「コント観劇」精神を忘れずに、自分のペースでゆっくり働いていきましょうね。
今日も、頑張っているあなたを心から応援しています。

