どこの職場にも、他人のプライベートや噂話を誰よりも早くキャッチして、周囲に広めるスピーカーのような人っていませんか?
私の職場にも、通称スピーカーさんがいます。恐ろしいところは、ただ事実を話すだけではなく、話の内容を何十倍にも膨らませて拡散してしまう点です。
「ちょっと頭が痛い」と言ったことが、次の日には「あの人、辞めるらしいよ」と社内に広まっている・・・このような恐ろしいことが日常茶飯事で。
今回は、そんなスピーカーさんの心理と、目をつけられずに自分の身を守るための「3つの防衛策」を私の体験談を交えてお届けします。
些細な話が何十倍にも?恐怖の拡散ルートの実態
スピーカーさんは、とにかく情報の収集能力が敏感です。休憩室での雑談や、すれ違いざまの挨拶時、他人の持ち物までチェックし、噂のネタを探しています。
スピーカーさんたちの特徴は、入手した情報に自分の妄想を付け加え発信していくのです。
・事実:「昨日、〇〇さんが上司とシフトの変更の話をしていた」
・スピーカさんの変換:「〇〇さん、上司に怒られて泣いてたらしいよ。会社に不満があるらしいよ」
このように、尾ひれが何十倍にもなって職場内に流されてしまいます。一度この流れに乗せられてしまうと、誤解を解くのにも一苦労。人間関係にヒビが入る原因になりかねないのです。
なぜ拡散するのか?スピーカさんの心理
彼女たちはなぜ、他人の話を拡散したがるのでしょうか?主な心理は以下の3つです。
・情報通として注目を浴びたい
誰も知らない情報を誰よりも知っているという優越感を得たい心理です。
・退屈しのぎ
他人のプライベートやトラブルを、テレビのワイドショー感覚で消費しています。悪気がないケースも多く、それが一番厄介です。
・仲間意識を強めたい
「ここだけの話ね・・・」と秘密を共有し、相手と親しくなろうとします。
彼女たちの行動の根底には「承認欲求」があります。ターゲットにされて反応すると、優越感から話がエスカレートしていくのです。
スピーカーさんに目をつけられないための3つの防衛策
職場の平穏を守るために、私が実践している対策を3つご紹介します。
①プライベートな話題は、一切出さない
まず、ネタを渡さないことが鉄則です。休日の過ごし方、子供の話、趣味の話など、プライベートの会話を完全にシャットアウトします。世間話を聞かれても「いつも通りですよ」「普通ですね~」と、天気やテレビのニュースの話題にすり替えましょう。
②噂話を聞かされても、「同意」も「否定」もしない
スピーカーさんから「〇〇さんってこうらしい」と話を振られたら、「え~ひどいですね~」などと同意してはだめです。次の日には「あなたがそう言っていた」と変換されています
対策としては、「へぇ~、私分からなくて知らなかったです」と興味がない態度を貫いてください。
③会話は業務連絡のみにする
話しかけられる隙を与えないために、休憩時間をずらしたり、近くに寄らないなど、物理的な距離を保ってください。
会話をする時は、仕事の用件のみに絞り、プライベートな話題に発展しそうになったら「あ、呼ばれてるので」と笑顔でその場を離れましょう。
まとめ:職場は仕事の場所と割り切るマインドが大切
今回は、職場のスピーカーさんと上手く付き合うための方法をお届けしました。
大切なポイントをもう一度まとめます。
・必要最低限の業務連絡だけにする
・相手を変えようとせず、自分の反応を変える
・プライベートの時間を充実させて仕事のストレスを忘れる
職場のスピーカーさんを変えることはできません。相手を変えようとするのではなく、自分の受け流し方を変えることです。
職場は仕事をし、お金を稼ぐ場所と割り切ることで、スピーカーさんが騒いでいても、冷静に対処できるようになります。
それでも、どうしてもつらくなった時は、厚生労働省が運営するサイトで、相談窓口や対策がまとめられています。
こういった公的な窓口を頼るのも自衛策になります。
一人で抱え込まずに、明日できる小さな一歩から試してみてくださいね。あなたの毎日が少しでも軽くなることを応援しています。

